アップデート支援サービス

METHODWindows OSの
アップデート展開の手法

Windows 10 のアップデートを社内展開する際、数台であれば手作業のキッティングでも運用は可能ですが、台数が増えるほど非常に手間がかかる上、非効率です。
そのため Windows 10の展開は、下記の2つの手法がマイクロソフト社より推奨されています。

クローニング(従来の手法)

マスターイメージと呼ばれるアプリケーションのインストールや各種設定を行ったOSイメージを作成し、それを各PCに展開するという手法。ほとんどの設定を引き継げるというメリットがあります。

プロビジョニングパッケージ(Windows 10からの新しい手法)

アップデート後の環境に適用する設定やアプリのみを一纏め(パッケージ)にして配信する手法。マスターイメージ作成が不要、機種依存しない展開が可能といったメリットがあります。

どちらも手作業に比べて格段に効率的な展開が可能となりますが、運用するためには専用ツールを使うノウハウが必要となります。加えて、どちらの展開手法を選択すべきかは、PCのご利用状況やインフラ環境、PC台数などにより異なります。

ABOUT富士ソフトの
Windows 10アップデート
支援サービスとは?

Windows 7以前より多くの企業では「クローニング」の手法を用いてアップデートを運用しており、Windows 10がリリースされた現在でも主流のアップデート方法となっています。
しかし、大型アップデートのタイミングが増えた Windows 10では下記の4点について対応する必要があり、より大きな運用負荷がIT管理者に掛かります。

  • 作成したマスターを配信するための仕組み(配信基盤など)を構築する
  • 配信用マスターをパターン別に設計する(展開先PCの機種別など)
  • 大型アップデート(FU)毎に配信用マスターを全て作成し直す
  • 各PCに適用したFUがサポート終了するまでに、次のFU対応を実施する

富士ソフトのアップデートサービスは、IT管理者の運用負荷を軽減し、「安心」「安全」なWindows 10のアップデート運用を総合的にサポートするソリューションです。

マスターを配信する環境を構築する「配信基盤構築サービス」と、アップデートの展開を支援する「アップデート運用サポート」の2つのソリューションがあり、お客様のニーズに合わせた最適なサービスの組み合わせをご用意しております。

段階的な展開プロセス

※1:Microsoft Endpoint Configuration Manager の略称。旧名称、SCCM。

※2:Windows Server Update Services の略称

CONSTRUCT配信基盤構築サービス

Windows 10 のアップデートを継続的に行うために、「展開計画」「展開準備」「展開範囲を限定」「全面展開」という段階的なプロセスを構築することが推奨されています。
このプロセスを「展開リング」と呼びます。アップデートを効率的に回すために、グループ単位でアップデートの展開タイミング(リング)を事前に決めておくことで、不具合が発生した際のリスクを最小限に抑えるだけでなく、アップデートに伴うネットワークの負荷を分散することにもつながります。

段階的な展開プロセス

このリングのプロセスを実現するのに欠かせないのが配信基盤です。適切な配信基盤を用いることで、アップデートを含めたWindows 10の運用や管理を各段に効率化することができます。

富士ソフトの配信基盤構築サービスは、お客様が安心してアップデート運用を行えることはもちろん、様々な運用ニーズに対応する配信基盤をご提供いたします。

大規模向け 配信基盤

  • MECM 構築支援サービス

    豊富な機能を有する、エンタープライズ向け資産管理基盤MECM※1(旧SCCM)構築支援サービス

    アップデート時のマスターイメージ展開を制御・自動化するだけでなく、社内PCのあらゆるアプリケーションや構成情報を管理することができる、大規模ユーザーを管理する企業向けのIT資産管理基盤です。

    ※1:Microsoft Endpoint Configuration Manager の略称。旧名称、SCCM。

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中~小規模向け 配信基盤

  • WSUS 構築支援サービス

    専用サーバでアップデート配信を管理WSUS※2構築支援サービス

    アップデートの制御はもちろん、配信時のネットワークの負荷軽減や、社内PCのアップデート適用状況を管理することができる、もっともスタンダードな Windows 10 の配信管理基盤です。

    ※2:Windows Server Update Services の略称

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UPDATE OPTIONAL SERVICEアップデート
オプションサービス

Windowsのアップデートが適用されたOSを社内PCに展開する際、作業を自社で実施するとなると、数台であれば手作業によるキッティングでも運用は可能ですが、台数の増加に伴い手作業のキッティングでは非常に手間がかかる上、非効率です。
そのため従来は、マスターイメージと呼ばれるアプリケーションのインストールや各種設定を行ったOSイメージを一つ作成し、それを各PCに展開するという手法の「クローニング」が採用されてきました。

従来のクローニングの問題点
従来のクローニングの問題点

メジャーアップデートごとに再作成する

機種ごとにイメージを作成する

しかしクローニングという従来の手法では、毎回の大型アップデートの度に全PCの機種毎のマスタイメージを再作成し、展開する必要があるという問題点があります。数年に1度のマスター展開で問題なかったこれまでのWindowsとは異なり、Windows 10では数か月に1度の頻度で行う必要があり、この手法でWindows 10の管理や運用を今後も行っていくには、とても大きな負担が掛かります。

富士ソフトのアップデート運用サポートは、そのような管理者の方の負荷を軽減できるだけでなく、お客様の環境やご要望に合わせた展開手法が選択できるメニューをご用意しております。

プロビジョニングパッケージ作成サービス

  • プロビジョニングパッケージ作成サービス

    配信基盤が選べる、大型アップデート支援ソリューションプロビジョニングパッケージ作成サービス

    Windows 10 から登場した「プロビジョニングパッケージ」という新しい手法を用いたサービスです。機種に依存しないアップデート展開が可能であり、配信基盤を使ったアップデート配信も可能です。大型アップデートのタイミング毎に、各種設定情報が入った「プロビジョニングパッケージ」をご提供するため、専用ツールの習得やノウハウも必要ありません。 また、お客様の要望に沿った配信基盤を利用できる利点もあります。

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小規模台数/非ネットワーク環境向けサービス

  • らくらくグレード for Windows

    ネットワークや配信基盤を使わない手動更新サービスらくらくグレード for Windows

    手間のかかるアプリの導入や初期設定を短時間で簡単に実施できるサービスです。展開先PCの機種に依存しないマスターイメージの情報が入ったUSBまたはDVDをセットして再起動するだけでアップデートできるため、どなたでも行うことができます。配信基盤が不要なため、ネットワークが無い環境でも問題ありません。

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